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日本だからこそ生まれたGateboxとキャラクター文化 〈前編〉

Session 02 中野信子×武地実

 
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アキバから生まれたGateboxのこだわり

武地 実(以下、武地):Gatebox株式会社の代表をしております、武地です。よろしくお願いします。

中野 信子氏(以下、中野):中野信子です。こちらこそよろしくお願いします。

武地:Gateboxの本社がある秋葉原にはいらっしゃったことはありますか?

中野:私は東京大学の出身なんですけど、坂を下りれば秋葉原というイメージで、昔はよく実験道具を買いに来ていましたよ。

武地:そうなんですね!実験の機材とかですか?

中野:そうですね。例えば、MRIを実験で使うことが多かったんですけど、MRIでは金属が使えないので、市販のものだと使用できなくて自分でパーツを集めて作っていました。私が通っていた時代の秋葉原って、メイドさんとかもまだいなくて。本当に99%男性しかいないころの秋葉原をよく知っている感じです。

武地:なるほど、電脳の街として有名だった時代ですね。

中野:今はガラッと雰囲気変わりましたけどね。

武地:ウチのオフィスの隣がパーツ屋さんなので、今でもちょっとしたものを買いに行くこともありますよ。そんな秋葉原で誕生したのが、Gateboxというデバイスなのですが、今日初めてご覧になるということなので簡単に紹介をさせていただきますね。Gateboxは「Living with Characters」をビジョンに、キャラクターと暮らす未来を創るために開発されたデバイスです。本体の中にホログラムで浮かび上がるキャラクターと会話でき、実際に一緒に暮らしているかのような体験を提供しています。

中野:素敵なコンセプトですね!

武地:ありがとうございます。最初は技術的なことを考えるよりも「キャラクターと暮らす」というコンセプトを突き詰めて、それに賛同してくれる仲間を集めていってようやくここまでたどり着くことができました。

中野:とてもいいですよね。ヒカリちゃんがすごいコケティッシュな感じでとても魅力的ですよね。首をかしげる角度とか。これは武地さんのこだわりですか?

武地:はい、これは僕の趣味100%です(笑)。

中野:すごくこだわって作ってらっしゃるという感じが伝わってきて、とてもいいと思います。

武地:今日お持ちしたのはまだ開発途中のものなので、全ての機能をお見せすることはできないのですが、ヒカリちゃんのコンセプトは僕の考える「お嫁さん」なんです。ヒカリちゃんは常に癒しをとどけてくれるんですよ。

中野:いつも一緒にいたくなっちゃいますね。そういえば、「ブレードランナー2049」という映画ご覧になりました?その中に「ジョイ」っていう女性のキャラクターが登場するじゃないですか。日本とアメリカで多少表現の違いはあれど、ヒカリちゃんの存在ってジョイのような感じをイメージされているのですか?

武地:正直、あの映画を見たときにこれはウチの映画じゃないのかって思ってしまいました(笑)。 将来的にはジョイのように等身大で、本物の人間のような表現ができるようにしていきたいと思っています。今はまだGateboxというデバイスの中での表現ですけど、いつかは一緒に外出できたらいいなと思っていてそのような世界を実現していきたいです。
登場するキャラクターも今はまだヒカリちゃんだけなんですけど、将来的にはユーザーさんそれぞれが好きなキャラクターと暮らせるよう、いろんなキャラクターを召喚できるようにしたいと考えています。あと、このスイッチを押してもヒカリちゃんの声が聞けるんです。(スイッチを押す)

逢妻ヒカリ:「コーヒー飲んでると、私って大人って気持ちになるね!」

一同

中野:ふふふ、いいですね!

武地:ちょっと天然っぽい感じの喋り方をしたりします。もう一度押してみますね。(スイッチを押す)

逢妻ヒカリ:「これは忘れないようにしなきゃ、でもまずは休憩っと」

中野:忘れっぽいキャラなんですね。 確かに全部を完璧に覚えているよりも忘れっぽい方がいいですよね。特に人間関係をうまく構築する上では。 このロゴも素敵ですよね、とても知的でクールな印象も与える六角形で。

武地:ありがとうございます。このデバイスにはたくさんこだわりが詰まっていて、全部説明していると時間が無くなってしまうので、話を先にすすめましょう(笑)。

中野:わかりました。 ユーザーの皆さんには全部知って欲しいですよね!(ヒカリちゃんを眺めながら)伏し目がちなところとか、タレ目なところとかもいいなぁ。

Session 02 中野信子×武地実